今回の気付き

  • 会話の文字起こしについて
    • 会話をまとめるのが大変すぎる。30分間の会話を文字起こしするために 1時間半くらいかかった。
    • 文字起こしアプリを使ったが、精度が低く、内容を自分で補完する必要があった。
    • 2人目は録音に失敗してしまった。1人目も失敗してしまったが、カメラ映像にも会話が記録されていたので文字起こし出来た。
    • 文字起こしだと会話の空気感が伝わりきらない。声色をフォントで伝えるなど工夫してもいいかもしれない。
    • そもそも会話を文字起こしするのは面白いのだろうか?
  • 看板の効果を確かめるために今回はなるべく声をかけなかったが、人少なかったので良くなかった。
  • 人の流れについて
    • 休み時間に人が多く、それ以外の時間はあまり人がいない。
    • 休み時間中は広場を横切ってデザイン棟やリベラルアーツセンター(共通教育棟)へ向かう人が多い。
      • この人たちに声をかけても断られてしまう。
    • 休み時間が終わると、コンビニに行くために東学広場を通る人が増える。
      • この人たちが狙い目
  • 人の流れは時間によって変わるので、看板の向きや位置が大事。
    • 屋台は全方位から見える看板の役割をしそう。
  • 椅子と机があって人が多い場所は東学広場しかないので、現状そこ一択になってしまっている。
  • サークルがこの取り組みに近いように感じた。サークルとの差別化を考える必要がある。
    • サークルよりも流動性が高い。

今回の面白さ

  • 会話を文字起こししたので、読み物としての面白さがある。

基本情報

13:30 - 15:30

2時間

前回との差 : -2時間5分間

東学広場 テキスタイル棟側

☀️

晴れ

34

人について

山口の様子

  • この画像は多摩美関係者のみ閲覧できます

  • ふつう
  • 夏休み明け初回で感覚を取り戻したい

来てくれた人

S.Hさん

生産デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻 4年生

Y.Aさん

工芸学科 1年生

どのような場が生まれたのか

図書館前の様子を見に行った

人が比較的多い東学広場に移動した

図書館前は人がいないのと、机や椅子がないので落ち着けないことから場所を変えた

コーヒーのためにコンビニで水を買った。

2Lで108円

広場でテーブルの周りに看板などを設置した

看板を見て声をかけてくれた

S.Hさん

山口紡

コーヒー豆を挽いた

自己紹介をした

  • S.Hさん

テキスタイルのS.Hです。

  • 山口紡

情報デザイン学科の山口です。

フリーコーヒーについて話した

  • S.Hさん

これ(フリーコーヒー)は前からやられてるんですか?

  • 山口紡

7月くらいから。

  • S.Hさん

あ、そんな前から。

  • 山口紡

はい、夏休み期間があったので回数としては4回くらいですけど。

  • S.Hさん

なかなか人も来ないですからね。

  • S.Hさん

どうしてフリーコーヒーをしているんですか?

  • 山口紡

自分の最終目標としては、ここ(看板を指差し)にも書いてあるんですけど、見ず知らずの人が集まって話ができるような環境を作りたいです。普通、デザインはテキスタイルもそうだと思うんですけど、ものをデザインするんですけど、自分の場合は状況をデザインしようとしています。

  • 山口紡

そこに向かって仮説を立てたうえで、その仮説をフィールドワークで実際に検証してくというようなことをしています。最終的な研究の形としては、Webサイト・ブログみたいな形にしようかなと思っています。

  • S.Hさん

なるほど。コーヒーを振る舞っているのは理由があるんですか?

  • 山口紡

フリーコーヒーをしている方がいて、その影響です。

  • S.Hさん

そうなんだ

  • 山口紡

自分がコーヒーが好きというよりは、人が集まる方法を探していた時にフリーコーヒーを見つけて取り入れました。

  • S.Hさん

屋台でどこか行ったりしないんですか?

  • 山口紡

屋台はいいなと思っているんですけど、大掛かりすぎるかな。

  • S.Hさん

屋台があると目を引くからよさそう

この記録Webサイトを見せた

  • S.Hさん

すごい、自分で作ったんですか?

  • 山口紡

はい、毎回記録をとってます。レイアウトはこれから直したいですけど

お湯が沸いたのでコーヒーを淹れた

  • 山口紡

どうぞ、召し上がってください。

  • S.Hさん

素敵ですね。この空間(東学広場)がそもそも素敵なので、この場所でなにか人が集まることが出来たら良いですね

  • 山口紡

本当にそうですね。

  • S.Hさん

街中でフリーコーヒーをしている人にあったらテンション上がります。

  • 山口紡

街中は少し怖いというか、多摩美生同士のほうがハードルが低いというのはあります。学生同士の方が自分も話しやすいし、全くの見ず知らずの人に絡まれたりもないので。

就職について話した

  • S.Hさん

就職は決まってるんですか?

  • 山口紡

はい、もう決まってます。IT系です。

  • 山口紡

S.Hさんは?

  • S.Hさん

僕は院に進もうと思っています。テキスタイルじゃなくてファイン系なんですけど。

  • 山口紡

テキスタイルの院じゃないんですね。

  • S.Hさん

テキスタイルは結局売れるものを求められてしまうので、作家性を発揮したいとなると難しいです。

  • 山口紡

なるほど...確かに売れるものと作家性の両立は難しいですね。

情報デザイン学科(情デ)について話した

  • S.Hさん

情デはどんな授業があるんですか?

  • 山口紡

毎年結構変わるんですけど、自分の時は1年次にプログラミングの授業があって、あとは造形科目っていうパソコンでデザインをしたり絵を描いたりする授業もありました。2年になると選択になるので、各々の興味によって授業を組み立てていく感じです。

  • 山口紡

自分は経験デザイン領域の授業を中心にとっていました。スマホアプリをデザインする授業とか。

  • S.Hさん

経験デザインっていうのは?

  • 山口紡

ユーザーが何か物を使う時に、例えばスマホアプリだとすると、まず手に取って電源ボタンを押して、次にスワイプしてロックを解除する、みたいな一連の動作も経験です。

  • 山口紡

さらに幅広くとらえると、大学に来て、授業を受けて、広場で座って今話しているというのも経験です。経験は範囲がどこまででも広げられるのである程度の範囲に絞ってデザインするイメージです。

  • S.Hさん

うわすごい、面白い。初めて知りました。いいですね。

  • 山口紡

他には映像の授業や3Dモデリングの授業もあります。

  • S.Hさん

じゃあ何でも屋なんですね。

  • 山口紡

そうですね、ただ、みんな色々手を広げすぎて自分って何者なんだっけってなるのが情デあるあるです。

卒制について話した

  • 山口紡

卒制はどういう作品をつくろうとしているんですか?

  • S.Hさん

染色ってわかりますか?

  • 山口紡

藍染しかわからないです

  • S.Hさん

型枠を作って、布に型を乗せて色をつけるんです。

  • 山口紡

なるほど。面白いですね。大きさは?

  • S.Hさん

大きさはだいたい4mくらいです

  • 山口紡

すごく大きい。卒制展の展示も大変ですね。

  • S.Hさん

頑張らないとです。ぜひ展示に来て欲しいです。

この取り組みについて話した

  • S.Hさん

いやー、男の子と話せて嬉しいです。アトリエ(=ゼミ)には男子が僕1人しかいないので。

  • 山口紡

そうなんですか!自分の学科ばかりで他の学科の人とは話さないという状況を想定していたんですけど、同性と話さないっていうのは考えていなかった。

  • S.Hさん

需要あると思います。こうやって学科以外の人と話したいって

  • 山口紡

留学生にとってもこういう場があるとありがたいみたいです。

どういう話をするかについて

  • S.Hさん

確かにこれ良いですね。

  • 山口紡

日陰は涼しくて過ごしやすいですよね。

  • S.Hさん

全然面白い話題を持ってない。普段はどういう話をしているんですか?

  • 山口紡

授業でどういうことをしているんですかっていうのは自分も気になるので良くしますね。あと、この取り組みについてもよく話しますね。

  • S.Hさん

こういう取り組みってあまり見たことがないですね。

  • 山口紡

プロダクトの先輩で卒制でコーヒー屋をやっている人はいたみたいです。

  • S.Hさん

いつまでやろうと思ってるんですか?卒業まで?

  • 山口紡

冬休み前の12月まではやろうかなと思ってます。

  • S.Hさん

冬はホットコーヒーが人気そうですね。

記録への協力をお願いした

  • S.Hさん

そろそろ次の授業が始まるので行かないと

  • 山口紡

会話内容を公開してもいいですか?っていう同意をとりたくて、お願いしても良いですか?

スマホでGoogleフォームを開いて入力してもらった

  • S.Hさん

体調に気をつけて。

退出

S.Hさん

山口紡

休み時間とかぶってしまって全然人が来なかったので人の流れを観察した。

看板を見てこちらに来てくれた

Y.Aさん

山口紡

コーヒー豆を挽いた

学科についての話をした

お湯が沸いたのでコーヒーを淹れた

サークルについての話をした

退出

Y.Aさん

山口紡

前回との変更点

  1. 会話を文字起こしした
    • 読み物として面白くするため
  2. 来てくれた人の名前をイニシャルで表記するようにした
    • 名前がA、B、Cでは無味すぎるため
  3. 紙コップで提供した
    • 洗い物を減らすため
  4. ノートを使わずにアンケートフォームで名前を記録した
    • ノートを忘れたため。次回はノートを置く予定。

次に何をしようと思ったのか

  • アプリで音声をきちんと記録して、文字起こしを効率化する
  • ノートを再び置く
  • アンケートフォームで読み仮名も記録するようにする
  • 2人以上が同時に集まるようにするための施策をする
    • 看板に途中参加OKと書く



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